アメリカ発のベンチャーブームが1980年代のアップル、マイクロソフトから始まってもう30年以上も経ちますね。
30年も経つとベンチャー企業についてすごい研究する人が出てきて、その研究結果を本にしたものが面白い。
いろんな研究結果についての著作を読んで共通するのは、ベンチャーってろくでもないものだねなーということ。
本当にベンチャー企業って必要なのか?と思えてしまう。そんなことを本気で思えてしまうのが、日本企業の優秀さだよ。
日本企業って信じられないぐらい、柔軟性のある雇用制度を整えていて、いろんな部署を転々とさせてその人間の適正を見てくれるようなところがある。
それが個人の能力を最大限に発揮させてすごい製品をどんどん開発していくわけ。
だから、日本では画期的なベンチャーって生まれないんだよ。こういうのが、30年かけてようやくわかってきた。
それなのに、まだ、日本の新規事業の開業数は中国に負けているなんて言うコンサルタントの人がいる。
中国と日本は全く違うのに、こまった人は、まだまだ、たくさんいる。