2000年ごろからだと思うが、中国投資の大ブームが起きた。当時が1番中国進出が激しかったと思う。
私の友人も中国の内陸部の方に繊維工場を設立した。設立してから2年ぐらいして工場からすごい利益が出るようになった。
そしてピークは、2010年ごろだと思う。日本円がとんでもない円高になり、中国の工場生産はフル稼働状態となった。友人は大儲けしたのだ。
友人の会社は染め物の会社だ。そば屋ののれんなどを作っている。この時は、本当に大金を稼いて売れまくっていて有名百貨店で展示物を出すほどだった。
そしてフランス進出を考えて、何度もフランスにまで足を運んでいた。
それが、2013年ごろから円安に大転換。50円ぐらいの大円安になった。その後、フランスの治安が悪化して今年に大規模テロが起きた。
中国の工場も環境汚染でメチャクチャになりフランス進出もダメになった。
こんなことってあるのかと思うぐらい2年から3年で会社が大赤字になって倒産寸前だ。商売はゆだんするととんでもないことになる。
特に海外進出は大ケガするから気をつけないとダメだ。
やはり、これからの時代は国内市場一本に絞るべきだ。マーケットは少なくとも確実にターゲットを絞ってしっかりとした経常利益が出せる会社を目指さないといけない。
と考えるとリアルな店舗展開を考えるよりも、インターネットが1番だと思えてくる。同じような染め物の会社でも、オンラインゲームのキャラクターの着物のデザインを考える会社の方が確実に儲けられる時代になりつつある。
だから、これから、新産業で新しい会社を設立していきたい人などは、オンラインゲームのおいらん乙女などのキャラクターのデザインなどを研究するべきだ。
それと日本人向けのインターネット販売に限定しためっちゃたっぷりフルーツ青汁などを販売している健康食品の会社なども研究するといいと思う。
へたにリアルな店舗や海外進出を考えるよりも国内の特殊なマーケットで稼ぐことを考えた方が賢い選択だと思う。